長崎県 26歳

 

僕の彼女は何事にも真っすぐ情熱を取り組む女性です。彼女は同い年ですが、同年代の子に比べて、落ち着いた雰囲気を持っています。そこが、とても居心地が良く、これからもずっと一緒にいたいと感じています。

 

今でこそ、自分のやりたいことも見つかり、自信を持って彼女と一緒にいますが、ちょうど3年前までは何が本当に何がしたいのかも分からない状態でした。

 

僕は小学生から大学3年生まで、ずっとサッカーを続けていました。高校ではインターハイにも出場し、大学にも特待生として、サッカー推薦で入りました。

 

サッカー選手になりたくて、ずっとサッカーを続けてきましたし、「なれるだろう」と疑っていませんでした。しかし、試合中のケガにより、靭帯を断裂。その後は後遺症でいつものようなプレイが思うようにできなくなりました。スピードがウリだった自分がそのスピードを生かせなくなっていきました。

これ以上プロを目指して、サッカーを続けることが難しくなってしまったのです。

 

飲み会で出会った彼女

 

それからは、特にしたいこともなく、持て余した時間に友人に誘われた飲み会に参加していました。飲み会という名の合コンです。

 

3、4回目の合コンの時に、今の彼女に出会いました。

インテリアデザイナーになりたくて、日々努力している彼女は、女の子たちの中で一際目立っていました。インテリアについて語る彼女の目は何よりも輝いていました。

彼女も、僕が居心地が良いと、感じてくれて付きあうことになりました。

 

大学3年生だった僕たちは、すぐに就職活動が始まりました。

 

僕は、苦労もせず、今までサッカーをしてきたことが認められ、サッカー部のOBが多数在籍する大手の企業にすんなり内定をもらうことが出来ました。

 

特にしたいこともなかったので、一番待遇の良い会社に決めました。

周りの友人たちも、妥協しながら内定が決まっていく中、彼女だけはなかなか決まりませんでした。

 

彼女には、「インテリアデザイナーになりたい」という強い夢があったからです。

デザイナーという仕事は狭き門です。採用の枠が少なく、中途がメインなので、新卒では厳しいものがあります。

 

その目標のために、妥協せず就職活動をする彼女は、眩しいくらいに輝いていました。

 

別れから復縁までの過程

 

そんな彼女を見ていると、ふと疑問に思うことがありました。

「自分はそんな簡単な動機で仕事を選んで良いのか?」ということです。彼女と私には明らかに差がありました。彼女と一緒いいるのにふさわしい男なのか悩んでしまったのです。当時、大学生の自分からすると考え過ぎかもしれませんが、本当に彼女のことを好き、いや愛していると感じているから、そう思ったのだと思います。

 

その気持ちを彼女に伝えると、「あなたの気持ちはすごく伝わったわ。そんな風に思ってくれてたんだ。でも将来どんな人が表れるかもわからないから、一度別れることはもう二度と一緒になれないかもしれないってことだよ。」と少し意味を持たせつつ答えてくれました。

 

こうして、僕たちは、1度別れることになりました。

 

その後、内定を断り、サッカーの道を捨て切れていない事が分かっていましたので、サッカーに携われる道を探しました。そして、行きついたのが、サッカースクールのコーチです。指導者として、これからの選手たちを指導できる仕事に就こうと思いました。ゆくゆくはプロを指導するぐらいの立場になれればと思い、日本サッカー協会のライセンスも取得しようと思います。

 

サッカースクールへ就職をして2年が経ちました。子供たちをプロのサッカー選手にするという夢と自分自身がプロのフィールドでの指導者になるという確固たる意志がかたまった段階で彼女へ再び連絡を取りました。

 

彼女は「連絡がくるまで、何年かかるかなと思ってたよ。もしかしたら新しい彼女でも見つけて、私のことなんて忘れてるかと思った。嬉しいよ。」

 

そう言って、私たちは再び付き合っています。今では遠距離恋愛ですし、お互いがとても忙しい環境にいるのですが、常につながっているという感覚を持ちながら、愛し合っています。

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